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saikadorの日記

スペイン高速鉄道AVEで行く!ダリの故郷フィゲラスへの旅

スペイン旅行2日目は、フィゲラスにあるダリ劇場美術館へ行くために、早朝から中距離移動です!

バルセロナからダリ美術館への道のりをレポートします。

 

午前7時、サンツ駅のAVE乗り場へチェックイン。

乗車チケット確認と手荷物のX線検査の後、乗車します。

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renfeAVEは日本でいうところの新幹線的ポジションの鉄道で、中~長距離の移動にとても便利。見た目も大きさもほんとに新幹線みたい。

今回は、AVANTという料金の安い2等席を利用しました。

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車内は清掃が行き届いていて、とてもきれい。

椅子はちょっとだけ倒せるし、フットレストもあり快適に過ごせました。

2等席でも十分満足!

この時間は空いていて、同じ車両には5人くらいしか乗ってなかった。

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電車は、田舎の風景のなかをびゅんびゅん走っていきます!

車窓の景色を楽しむ余裕は、あまりなかった……。

でも、そのぶんとにかく速い!

バルセロナからフィゲラスまで普通電車だと2時間近くかかるところを、このAVEは約半分の時間で移動できるのです。

8時15分、フィゲラスビラファント駅に到着ー。

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列車を降りると、びっくりするほど何もない。

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ホームから改札につながっている通路の壁がダリ一色になっています!

ドヤ顔のダリ様、天を仰ぐダリ様、ウインクするダリしゃま……

はああああん!!かっこいいわーーーー!!

サルバドール・ダリ生誕の地へ辿り着いた実感と喜びがこみ上げる!!

 

駅を出たら美術館まではバスで移動するつもりだったのですが、

バスの時刻表の見かたがわからず、発車時間がわからない。困った……

バスは駅前に停車していて乗務員さんもいるので直接尋ねてみましたが、英語が全く通じず、どうにもコミュニケーションがとれない。

辺りを見回しても観光客らしい人はいないし、そもそも人がぜんぜん居ない。

駅前で待機しているタクシーもあったのですが、運転手がニヤニヤ笑いながらこっちを見ているので、こいつのタクシーにだけは絶対に乗りたくないと思って無視。

ここまでほとんど順調に進んできた旅でしたが、ここにきてはじめて壁にぶつかってしまいました。

 

仕方がないので駅から美術館まで徒歩で向かうことに。

住宅地の中を通っていきます。

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スペインのふつうの人たちの暮らしが感じられたので、結果これはこれで良かった◎

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ほとんどの家のベランダにガーデンチェアが置かれている。

カップルが会話している光景を何度も見かけました。素敵な習慣やなー。

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バルセロナ市街ではまったく見かけなかった一軒家も、少ないですがフィゲラスでは見られました。

この国では貧富の差をほとんど感じない。

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だんだんにぎやかな大通りに近づいてきました。

クラブかな?派手な建物。この派手さはさすがに浮いてた。

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牛のオブジェがいっぱい。町全体がアートに寛容なんやなー!

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窓に牛がついた建物は、どうやらホテルのようです。

玄関ホールも派手!サーカスのモチーフがぎっしり飾りつけられています。

この"HOTEL PLAZA IN"、中の客室がどうなってるのか気になる。

そしてこのおもしろホテルを過ぎると、いよいよダリ劇場美術館の外壁が見えてきます!

わー!わくわく!

遠くから見ると、赤い壁に鋲を飾り付けたようなおしゃれな建物のようですが……

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近づいて見ると、外壁にびっしりとクロワッサンが貼り付けられていて異様。

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ダリ劇場美術館の入り口はこの小道の先にあります。

駅からここまでは、ゆっくり歩いて30分くらいでした。

どうにかオープン時間までに到着できてホッとしたー。

ぶっとびまくりな美術館の内部は、次の記事に◎