冷蔵庫にバターがあるという幸せ
料理は得意とも不得意ともいえず、生きてくうえで困らん程度の腕前な私。
もうちょっと上手くなりたくて、最近、わりとまじめに自炊をがんばってみたりしている。
今日作ったのはオムライス。
これまで我流でテキトーに作ってたものだけれど、きちんと本のレシピにそって忠実に作ってみたところ、かつてなくおいしいオムライスができて大感激!!
こんなにおいしいのが家で食べられるなんて幸せ~~最高かよ〜〜って本気で思ったくらい。
自画自賛!
で、そのオムライスなんですけど、我流で作っていたやり方と大きく違うのが、仕上げの卵焼きにバターを使うところ。
口に入れたとき、卵から香るバターの風味がたまらんのです!
私はオムライスを作るときにバターを入れたことはこれまで一度もなかったし、バターを使うという発想さえ、恥ずかしながら無かった。
たったこれだけのことで家庭料理って劇的にグレードアップするんやなーということに気付いたのでした。
そもそもの話。
私は、バターを使った手料理にあまり親しんでこなかったので、家の冷蔵庫にバターを入れておくという習慣がなかった。
子どもの頃、私が育った家の冷蔵庫にバターが入っていることは、ほぼありませんでした。
母の手料理はカレーやポテトサラダなんかを除けば、和食が多かった。
おかげで健康に育ったし、肥満になるようなこともなかったのでめっちゃ感謝してる。
ただ、バターを食すことが滅多になかったので、バターはうちでは食べられない特別なものというイメージを持っていたように思います。
特に強烈にバターに憧れていたのが、ホットケーキを焼くときね。
ホットケーキミックスのパッケージに写っている出来上がり見本のホットケーキの上に、たいてい四角く切ったバターがのってますやん?
これが、めちゃめちゃおいしそうなんよねーーーー!!!!
家にバターが無いために、見本のような完璧なホットケーキを作ることは不可能なんだ……というモヤモヤを、子供の私はすごく強く感じていたりしました。
バターへの憧れを持つようになっていたのですねー。
大人になり家を出て、いまは自分の食べたいものばかり食卓に並べて毎日自由に暮らしてる。
バターも、贅沢だなーと思いつつ常備するようになりました◎
ホワイトソースを作ったり、蒸したじゃがいもにのっけたり、思い立ったときにフレンチトーストを焼いたり……。
そういうことが、とても嬉しい、楽しい、大好き!
日常の食の楽しみをぐーーんと広げてくれるバター様。
冷蔵庫に入ってると幸せなんだー◎
ちな、オムライスはこの本のレシピを見て作りました↓
基本というだけあって、難しくない。
なのに絶品!!
私の料理の先生です◎
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